又東五百里曰丹穴之山其上多金玉
また東へ五百里(一里150m換算で約75km)、曰く、丹穴の山と。その上には金玉(金属と宝石)が多い。
丹水出焉而南流注于渤海
丹水が出でて、しこうして南に流れて渤海に注(そそ)ぐ。
有鳥焉其狀如雞五采而文名曰鳳皇
鳥が有って、その状(かたち)は鶏(にわとり)の如(ごと)くで、五采(五色 青黄赤白黒)にして文(もよう)があり、名は曰く、鳳凰と。
首文曰翼文曰義背文曰禮膺文曰仁腹文曰信
首(あたま)の文(もよう)は曰く、徳と。翼(つばさ)の文(もよう)は曰く、義と。背の文(もよう)は曰く、礼と(翼に隠れている黄、赤の模様のところ)。膺(むね)の文(もよう)は曰く、仁と。腹(はら あるいは尾?)の文(もよう)は曰く、信と。
是鳥也飲食自然自歌自舞見則天下安寧
この鳥は、飲食は自ら撚(つまむ 然(ねん)=撚(ねん)?)し、自ら歌い、自ら舞(ま)い、見(あらわれる)れば、天下は安寧(あんねい)する。(おそらくギンケイ?)
また東へ五百里(一里150m換算で約75km)、曰く、丹穴の山と。その上には金玉(金属と宝石)が多い。
丹水出焉而南流注于渤海
丹水が出でて、しこうして南に流れて渤海に注(そそ)ぐ。
有鳥焉其狀如雞五采而文名曰鳳皇
鳥が有って、その状(かたち)は鶏(にわとり)の如(ごと)くで、五采(五色 青黄赤白黒)にして文(もよう)があり、名は曰く、鳳凰と。
首文曰翼文曰義背文曰禮膺文曰仁腹文曰信
首(あたま)の文(もよう)は曰く、徳と。翼(つばさ)の文(もよう)は曰く、義と。背の文(もよう)は曰く、礼と(翼に隠れている黄、赤の模様のところ)。膺(むね)の文(もよう)は曰く、仁と。腹(はら あるいは尾?)の文(もよう)は曰く、信と。
是鳥也飲食自然自歌自舞見則天下安寧
この鳥は、飲食は自ら撚(つまむ 然(ねん)=撚(ねん)?)し、自ら歌い、自ら舞(ま)い、見(あらわれる)れば、天下は安寧(あんねい)する。(おそらくギンケイ?)