西山經華山之首曰錢來之山其上多松其下多洗石
西山経の崋山の首(はじめ)は曰く、銭来の山と。その上には松(まつ)が多く、その下には洗石(璇 (せん)で美しい玉石の意?或いは繊(せん)でこまかい石の意?或いは尖(せん)でとがった石の意?)が多い。
有獸焉其狀如羊而馬尾名曰羬羊其脂可以已腊
獣が有って、その状(かたち)は羊(やぎ)の如(ごと)くして馬のような尾(しっぽ)で、名は曰く、羬羊と。その脂(あぶら)は腊(かわく)を已(いやす)することができる。(おそらくレイヨウ属のオリックスのような動物?)
西四十五里曰松果之山濩水出焉北流注于渭其中多銅
西へ四十五里(一里150m換算で約6.75km)、曰く松果の山と。濩水が出でて北に流れて渭に注ぎ、その中には銅(どう)が多い。
有鳥焉其名曰䳋渠其狀如山雞身赤足可以已𦢊
鳥が有って、その名は曰く、䳋渠と。その状(かたち)は山鶏の如(ごと)くで、黒い身(からだ)に赤い足で、𦢊(音から膖(ほう 腫(は)れる)の意?)を已(いやす)することができる。(ベトナムキジのような鳥?)
西山経の崋山の首(はじめ)は曰く、銭来の山と。その上には松(まつ)が多く、その下には洗石(璇 (せん)で美しい玉石の意?或いは繊(せん)でこまかい石の意?或いは尖(せん)でとがった石の意?)が多い。
有獸焉其狀如羊而馬尾名曰羬羊其脂可以已腊
獣が有って、その状(かたち)は羊(やぎ)の如(ごと)くして馬のような尾(しっぽ)で、名は曰く、羬羊と。その脂(あぶら)は腊(かわく)を已(いやす)することができる。(おそらくレイヨウ属のオリックスのような動物?)
西四十五里曰松果之山濩水出焉北流注于渭其中多銅
西へ四十五里(一里150m換算で約6.75km)、曰く松果の山と。濩水が出でて北に流れて渭に注ぎ、その中には銅(どう)が多い。
有鳥焉其名曰䳋渠其狀如山雞身赤足可以已𦢊
鳥が有って、その名は曰く、䳋渠と。その状(かたち)は山鶏の如(ごと)くで、黒い身(からだ)に赤い足で、𦢊(音から膖(ほう 腫(は)れる)の意?)を已(いやす)することができる。(ベトナムキジのような鳥?)