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Channel: 倭人伝を解く
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又西百二十里曰浮山

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又西百二十里曰浮山

また西へ百二十里(一里150m換算で約18km)、曰く、浮山と。

多盼木枳葉而無傷木蟲居之

椪(ぽん みかんの一種 盼(現代音パン)=椪(現代音ポン)?)の木が多く、枳(からたち)のような葉にして刺(とげ 傷(しょう)=刺(し)?)が無く、目虫(目玉模様のある芋虫(アゲハの幼虫など)? 木(もく)=目(もく)?)がここに居(い)る。(おそらくポンカンの一種?)

有草焉名曰草

草が有って、名は曰く、草(よいにおいのする草)と。

麻葉而方莖赤華而實

麻(あさ)のような葉にして方(四角)の茎(くき)で、赤い花にして黒い実で、

臭如蘼蕪佩之可以已癘

臭(にお)いは蘼蕪(香草名)の如(ごと)くで、これを佩(お)びると癘(はやりやまい)を已(いやす)ことができる。(おそらくシソ科(四角い茎が特徴)の麝香草(じゃこうそう)の一種(アシタカジャコウソウなど)?)

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