西次三經之首曰崇吾之山在河之南
西次三経の首(はじめ)は曰く、崇吾の山と。河の南に在って、
北望冡遂南望䍃之澤西望帝之搏獸之丘東望䗡淵
北に冡遂を望み、南に䍃の沢を望み、西に帝の搏(=封?)、獣の丘を望み、東に䗡淵を望む。
有木焉員葉而白柎
木が有って、桜(さくら 員=桜?)のような葉にして、白い柎(がく)、
赤華而理其實如枳食之宜子孫
赤い華(はな)にして黒い理(きはだ)で、その実は枳(からたち (みかん))の如(ごと)くで、これを食すると子孫に宜(よろ)しくする。(おそらくカリン?)
有獸焉其狀如禺而文臂豹虎而善投名曰舉父
獣が有って、その状(かたち)は狖(いたち 禺(現代音ユィ)=狖(ゆう)?)の如(ごと)くして、文(模様)は豹(ひょう)虎(とら)を比(ならべる 臂(ひ)=比(ひ))べ、しこうして善(しばしば)動(おちつきがない 投(とう)=動(とう)?)し、名は曰く、舉父(音から虎狢と書けて、トラのような狢(むじな)の意?)と。(おそらくジャコウネコ?)
有鳥焉其狀如鳧而一翼一目
鳥が有って、その状(かたち)は鳧(アオバズク?)の如(ごと)くにして、鴪(たかやはやぶさなどが速く飛ぶさま 一(いつ)=鴪(いつ)?)の翼(つばさ)に鴪(たかやはやぶさなどが速く飛ぶさま 一(いつ)=鴪(いつ)?)の目(め)で、
相得乃飛名曰蠻蠻見則天下大水
動物(得=動?)を相(よくみる)して、そこで飛ぶ。名は曰く、蠻蠻と。見(あらわれる)ると天下は大水になる。(おそらくワシミミズク?)
西次三経の首(はじめ)は曰く、崇吾の山と。河の南に在って、
北望冡遂南望䍃之澤西望帝之搏獸之丘東望䗡淵
北に冡遂を望み、南に䍃の沢を望み、西に帝の搏(=封?)、獣の丘を望み、東に䗡淵を望む。
有木焉員葉而白柎
木が有って、桜(さくら 員=桜?)のような葉にして、白い柎(がく)、
赤華而理其實如枳食之宜子孫
赤い華(はな)にして黒い理(きはだ)で、その実は枳(からたち (みかん))の如(ごと)くで、これを食すると子孫に宜(よろ)しくする。(おそらくカリン?)
有獸焉其狀如禺而文臂豹虎而善投名曰舉父
獣が有って、その状(かたち)は狖(いたち 禺(現代音ユィ)=狖(ゆう)?)の如(ごと)くして、文(模様)は豹(ひょう)虎(とら)を比(ならべる 臂(ひ)=比(ひ))べ、しこうして善(しばしば)動(おちつきがない 投(とう)=動(とう)?)し、名は曰く、舉父(音から虎狢と書けて、トラのような狢(むじな)の意?)と。(おそらくジャコウネコ?)
有鳥焉其狀如鳧而一翼一目
鳥が有って、その状(かたち)は鳧(アオバズク?)の如(ごと)くにして、鴪(たかやはやぶさなどが速く飛ぶさま 一(いつ)=鴪(いつ)?)の翼(つばさ)に鴪(たかやはやぶさなどが速く飛ぶさま 一(いつ)=鴪(いつ)?)の目(め)で、
相得乃飛名曰蠻蠻見則天下大水
動物(得=動?)を相(よくみる)して、そこで飛ぶ。名は曰く、蠻蠻と。見(あらわれる)ると天下は大水になる。(おそらくワシミミズク?)