又西北四百二十里曰峚山其上多丹木員葉而赤莖
また西北へ四百二十里(一里150m換算で約63km)、曰く、峚山と。その上には丹木(赤い木)が多く、員(=桜?)のような葉にして、赤い茎(くき)で、
黃華而赤實其味如飴食之不飢
黄色い華(はな)にして赤い実で、その味は飴(あめ)の如(ごと)し。これを食べると飢(う)えない。(おそらくキイチゴ?)
丹水出焉西流注于稷澤其中多白玉
丹水が出でて、西に流れて稷沢に注ぐ。その中には白い玉(玉石)が多い。
是有玉膏其源沸沸湯湯黃帝是食是饗
是(ここ)には玉膏(音から谷江と書けて、谷川の意?)が有り、その源(みなもと)は沸沸湯湯(ふつふつしょうしょう)とわきあがってごうごうと流れる。黄帝は是(ここ)に食し、是(ここ)に饗(うたげ)をした。
是生玄玉玉膏所出以灌丹木
是(ここ)に玄玉(音から源谷と書けて、谷川の源の意?)を唱(うたう 生(しょう)=唱(しょう)?)じた。玉膏(音から谷江と書けて、谷川の意?)の出でるところは、丹木(キイチゴ?)に灌(水をそそぎかける)するを以ってする。
また西北へ四百二十里(一里150m換算で約63km)、曰く、峚山と。その上には丹木(赤い木)が多く、員(=桜?)のような葉にして、赤い茎(くき)で、
黃華而赤實其味如飴食之不飢
黄色い華(はな)にして赤い実で、その味は飴(あめ)の如(ごと)し。これを食べると飢(う)えない。(おそらくキイチゴ?)
丹水出焉西流注于稷澤其中多白玉
丹水が出でて、西に流れて稷沢に注ぐ。その中には白い玉(玉石)が多い。
是有玉膏其源沸沸湯湯黃帝是食是饗
是(ここ)には玉膏(音から谷江と書けて、谷川の意?)が有り、その源(みなもと)は沸沸湯湯(ふつふつしょうしょう)とわきあがってごうごうと流れる。黄帝は是(ここ)に食し、是(ここ)に饗(うたげ)をした。
是生玄玉玉膏所出以灌丹木
是(ここ)に玄玉(音から源谷と書けて、谷川の源の意?)を唱(うたう 生(しょう)=唱(しょう)?)じた。玉膏(音から谷江と書けて、谷川の意?)の出でるところは、丹木(キイチゴ?)に灌(水をそそぎかける)するを以ってする。