又西二百八十里曰章莪之山無草木多瑤碧
また西へ二百八十里(一里150m換算で約42km)、曰く、章莪の山と。草木は無く、瑤(美しい玉)碧(青緑色の美しい玉石)が多い。
所為甚怪
甚(はなは)だ怪(ふしぎ)と為すところである。
有獸焉其狀如赤豹
獣が有ってその状(かたち)は赤い豹(ひょう)の如(ごと)くで、
五尾一角其音如擊石其名如猙
牛(うし 五(ご)=牛(ご)?)のような尾(しっぽ)で狖(いたち 一(いつ)=狖(いう)?)のような耳(みみ 角=耳?)で、その音(こえ)は雌獅(音から撃石は雌獅と書けて、ライオンのメスの意?)の如(ごと)くで、その名は如猙(音から貎豹と書けて、ライオンのようなヒョウの意?)と。
(おそらくピューマ?)
有鳥焉其狀如鶴一足
鳥が有って、その状(かたち)は鵅(ふくろう 鶴(かく)=鵅(かく)?)の如(ごと)くで、鴪(たかやはやぶさなどが速く飛ぶさま 一(いつ)=鴪(いつ)?)のような足で、
赤文青質而白喙
赤い文(模様)で、青い嘴(くちばし 質(ち)=嘴(し)?)にして、白い眮(目のふち 喙(たん)=眮(とう)?)で、
名曰畢方其鳴自叫也見則其邑有譌火
名は曰く、畢方(畢(ひつ)=仏(ひつ)=フォーと読めて、ホーホーという意?)、その名(なまえ 鳴(めい)=名(めい)?)は自らの叫(鳴き声)であり、見(あらわれる)れば、その邑(むら)は火事を譌(あやまり)することが有る。(おそらくオオフクロウ?)
また西へ二百八十里(一里150m換算で約42km)、曰く、章莪の山と。草木は無く、瑤(美しい玉)碧(青緑色の美しい玉石)が多い。
所為甚怪
甚(はなは)だ怪(ふしぎ)と為すところである。
有獸焉其狀如赤豹
獣が有ってその状(かたち)は赤い豹(ひょう)の如(ごと)くで、
五尾一角其音如擊石其名如猙
牛(うし 五(ご)=牛(ご)?)のような尾(しっぽ)で狖(いたち 一(いつ)=狖(いう)?)のような耳(みみ 角=耳?)で、その音(こえ)は雌獅(音から撃石は雌獅と書けて、ライオンのメスの意?)の如(ごと)くで、その名は如猙(音から貎豹と書けて、ライオンのようなヒョウの意?)と。
(おそらくピューマ?)
有鳥焉其狀如鶴一足
鳥が有って、その状(かたち)は鵅(ふくろう 鶴(かく)=鵅(かく)?)の如(ごと)くで、鴪(たかやはやぶさなどが速く飛ぶさま 一(いつ)=鴪(いつ)?)のような足で、
赤文青質而白喙
赤い文(模様)で、青い嘴(くちばし 質(ち)=嘴(し)?)にして、白い眮(目のふち 喙(たん)=眮(とう)?)で、
名曰畢方其鳴自叫也見則其邑有譌火
名は曰く、畢方(畢(ひつ)=仏(ひつ)=フォーと読めて、ホーホーという意?)、その名(なまえ 鳴(めい)=名(めい)?)は自らの叫(鳴き声)であり、見(あらわれる)れば、その邑(むら)は火事を譌(あやまり)することが有る。(おそらくオオフクロウ?)