凡西次三經之首崇吾之山至于翼望之山
凡(およ)そ西次三経の首(依拠する もとづく)は、崇吾の山から翼望の山に至る
凡二十三山六千七百四十四里
凡(およ)そ二十三の山で、六千七百四十四里(一里150m換算で約1011、6km)。
其神狀皆羊身人面
その神の状(かたち)は皆(みな)羊(やぎ)の身(からだ)にして人面である。
其祠之禮用一吉玉瘞糈用稷米
その祠(まつり)の礼は、一つの(玉名 吉=?)、玉英(瘞(えい)=英(えい)?)を用い、
糈(神に供える白米)は稷米(きび)を用いる。
西次四經之首曰陰山上多穀無石其草多茆蕃
西次四経の首(はじめ)は曰く、陰山と。上には槲(かしわ 穀(こく)=槲(こく)?)が多く、
石が無く、その草は茆(ちがや)、蕃(=薠? はますげに似ているがより大きい)が多い。
陰水出焉西流注于洛
陰水が出でて、西に流れて洛に注ぐ。
北五十里曰勞山多茈草
北へ五十里(一里150m換算で約7.5km)、曰く労山と。茈草(むらさき草 或いは芷草(香草の一種)?)が多い。
弱水出焉而西流注于洛
弱水が出でて、しこうして西に流れて洛に注ぐ。
西五十里曰罷父之山
西へ五十里(一里150m換算で約7.5km)、曰く罷父の山と。
洱水出焉而西流注于洛其中多茈碧
洱水が出でて、しこうして西に流れて洛に注ぐ。その中には茋(浮き草 水草の一種 茈(し)=茋(し)?)、碧(青緑色の美しい玉石)が多い。
凡(およ)そ西次三経の首(依拠する もとづく)は、崇吾の山から翼望の山に至る
凡二十三山六千七百四十四里
凡(およ)そ二十三の山で、六千七百四十四里(一里150m換算で約1011、6km)。
其神狀皆羊身人面
その神の状(かたち)は皆(みな)羊(やぎ)の身(からだ)にして人面である。
其祠之禮用一吉玉瘞糈用稷米
その祠(まつり)の礼は、一つの(玉名 吉=?)、玉英(瘞(えい)=英(えい)?)を用い、
糈(神に供える白米)は稷米(きび)を用いる。
西次四經之首曰陰山上多穀無石其草多茆蕃
西次四経の首(はじめ)は曰く、陰山と。上には槲(かしわ 穀(こく)=槲(こく)?)が多く、
石が無く、その草は茆(ちがや)、蕃(=薠? はますげに似ているがより大きい)が多い。
陰水出焉西流注于洛
陰水が出でて、西に流れて洛に注ぐ。
北五十里曰勞山多茈草
北へ五十里(一里150m換算で約7.5km)、曰く労山と。茈草(むらさき草 或いは芷草(香草の一種)?)が多い。
弱水出焉而西流注于洛
弱水が出でて、しこうして西に流れて洛に注ぐ。
西五十里曰罷父之山
西へ五十里(一里150m換算で約7.5km)、曰く罷父の山と。
洱水出焉而西流注于洛其中多茈碧
洱水が出でて、しこうして西に流れて洛に注ぐ。その中には茋(浮き草 水草の一種 茈(し)=茋(し)?)、碧(青緑色の美しい玉石)が多い。