西北三百里曰申首之山無草木冬夏有雪
西北に三百里（一里１５０ｍ換算で約４５ｋｍ）、曰く、申首の山と。草木が無く、夏に到（いたる 冬（とう）＝到（とう）？）まで雪が有る。
申水出于其上潛于其下是多白玉
申水がその上に出でて、その下に潜（もぐ）る。ここは白玉が多い。
又西五十五里曰谷之山水出焉東南流注于渭是多白金白玉
また西へ五十五里（一里１５０ｍ換算で約８．２５ｋｍ）、曰く、谷の山と。水が出でて、東南に流れて渭に注ぐ。ここは白金、白玉が多い。
又西百二十里曰剛山多柴木多㻬琈之玉
また西へ百二十里（一里１５０ｍ換算で約１８ｋｍ）、曰く、剛山と。柴木（小さな雑木）が多く、㻬琈（玉名？）の玉が多い。
剛水出焉北流注于渭是多神𩳁
剛水が出でて、北に流れて渭に注ぐ。ここは神𩳁が多く、
其狀人面獸身一足一手其音如欽
その状（かたち）は人面にして鷲（わし 獣（しゅう）＝鷲（しゅう）？））のような身（からだ）で、鴪（たかやはやぶさなどが速く飛ぶさま 一（いつ）＝鴪（いつ）？）のような足に鴪（たかやはやぶさなどが速く飛ぶさま 一（いつ）＝鴪（いつ）？）のような手（翼？）で、その音（鳴き声）は欽（鳩（はと）？）の如（ごと）し。（おそらくワシミミズクのような大型のミミズクの一種？）
西北に三百里（一里１５０ｍ換算で約４５ｋｍ）、曰く、申首の山と。草木が無く、夏に到（いたる 冬（とう）＝到（とう）？）まで雪が有る。
申水出于其上潛于其下是多白玉
申水がその上に出でて、その下に潜（もぐ）る。ここは白玉が多い。
又西五十五里曰谷之山水出焉東南流注于渭是多白金白玉
また西へ五十五里（一里１５０ｍ換算で約８．２５ｋｍ）、曰く、谷の山と。水が出でて、東南に流れて渭に注ぐ。ここは白金、白玉が多い。
又西百二十里曰剛山多柴木多㻬琈之玉
また西へ百二十里（一里１５０ｍ換算で約１８ｋｍ）、曰く、剛山と。柴木（小さな雑木）が多く、㻬琈（玉名？）の玉が多い。
剛水出焉北流注于渭是多神𩳁
剛水が出でて、北に流れて渭に注ぐ。ここは神𩳁が多く、
其狀人面獸身一足一手其音如欽
その状（かたち）は人面にして鷲（わし 獣（しゅう）＝鷲（しゅう）？））のような身（からだ）で、鴪（たかやはやぶさなどが速く飛ぶさま 一（いつ）＝鴪（いつ）？）のような足に鴪（たかやはやぶさなどが速く飛ぶさま 一（いつ）＝鴪（いつ）？）のような手（翼？）で、その音（鳴き声）は欽（鳩（はと）？）の如（ごと）し。（おそらくワシミミズクのような大型のミミズクの一種？）