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Channel: 倭人伝を解く
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又西二百六十里曰邽山

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又西二百六十里曰邽山其上有獸焉其狀如牛蝟毛

また西へ二百六十里(一里150m換算で約39km)、曰く、邽山と。その上には獣が有って、その状(かたち)は牛(虎?)の如(ごと)くで、蝟毛(むらがり集まる毛 たてがみ?)で、

名曰窮奇音如獋狗是食人

名は曰く、窮奇(音から雄獅と書けてオスのライオンの意?)と。音(鳴き声)は号(さけぶ 獋(こう)=号(こう)?)する虎(とら 狗(こう)=虎(こ)?)の如(ごと)し。これは人を食う。(おそらくオスのライオン? なわばりを持つ (既出の文より))

濛水出焉南流注于洋水其中多黃貝

濛水が出でて、南に流れて洋水に注ぐ。その中には黄色の貝(かい)が多い。

蠃魚魚身而鳥翼音如鴛鴦見則其邑大水

蠃魚は、魚の身(からだ)にして鳥のような翼(つばさ)で、音(鳴き声)は鴛鴦(おしどり)の如(ごと)し。見(あらわれる)ればその邑(むら)は大水(おおみず)になる。(おそらくエイの一種?)

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