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Channel: 倭人伝を解く
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又北二百里曰潘侯之山

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又北二百里曰潘侯之山其上多松柏

また北へ二百里(一里150m換算で約30km)、曰く、潘侯の山と。その上には松(まつ)柏(かしわ)が多い。

其下多榛楛其陽多玉其陰多鐵

その下には榛(はしばみ)楛(弓の矢のみきに用いられる木)、その陽(南側)には玉が多く、その陰(北側)には鉄が多い。

有獸焉其狀如牛而四節生毛名曰旄牛

獣が有って、その状(かたち)は牛の如(ごと)くにして、四節(四足)には毛が生(は)え、名は曰く旄牛(ヤク)と。

邊水出焉而南流注于櫟澤

辺水が出でて、そして南に流れて櫟沢に注ぐ。

又北二百三十里曰小咸之山無草木冬夏有雪

また、北に二百三十里(一里150m換算で約34.5km)、曰く 小咸の山と。草木が無く、夏に到(いた)る(冬(とう)=到(とう)?)まで雪が有る。

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