又北二百里曰發鳩之山其上多柘木
また北へ二百里(一里150m換算で約30km)、曰く発鳩の山と。その上には柘木(やまぐわの木)が多い。
有鳥焉其狀如烏文首白喙赤足
鳥が有って、その状(かたち)は烏(からす)の如(ごと)くで、首(あたま)に文(もよう)があり、白い喙(くちばし)で、赤い足で、
名曰精衛其鳴自詨
名は精衛(ショウエイと読めます)と。その名(なまえ 鳴(めい)=名(めい)?)は自らの詨(さけぶ)である。(おそらくカケス? 鳴き声はジェーイジェーイと聞こえます)
是炎帝之少女名曰女娃
ここは、炎帝の少女(年少の娘)で、名は曰く女娃で、
女娃遊于東海溺而不返
女娃が東海に遊び、溺(おぼ)れて返らなかった。
故為精衛常銜西山之木石
故(ゆえ)に精衛(カケス?)と為って、常(つね)に西山の木や石を銜(くわえる)し、
以堙于東海漳水出焉東流注于河
東海に堙(うずめる ふさぐ)を以ってする。漳水が出でて、東に流れて河に注ぐ。
また北へ二百里(一里150m換算で約30km)、曰く発鳩の山と。その上には柘木(やまぐわの木)が多い。
有鳥焉其狀如烏文首白喙赤足
鳥が有って、その状(かたち)は烏(からす)の如(ごと)くで、首(あたま)に文(もよう)があり、白い喙(くちばし)で、赤い足で、
名曰精衛其鳴自詨
名は精衛(ショウエイと読めます)と。その名(なまえ 鳴(めい)=名(めい)?)は自らの詨(さけぶ)である。(おそらくカケス? 鳴き声はジェーイジェーイと聞こえます)
是炎帝之少女名曰女娃
ここは、炎帝の少女(年少の娘)で、名は曰く女娃で、
女娃遊于東海溺而不返
女娃が東海に遊び、溺(おぼ)れて返らなかった。
故為精衛常銜西山之木石
故(ゆえ)に精衛(カケス?)と為って、常(つね)に西山の木や石を銜(くわえる)し、
以堙于東海漳水出焉東流注于河
東海に堙(うずめる ふさぐ)を以ってする。漳水が出でて、東に流れて河に注ぐ。