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Channel: 倭人伝を解く
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有鳥焉其狀如鳧

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有鳥焉其狀如鳧而鼠尾善登木

鳥がいて、その状(かたち)は鳧(かも)の如(ごと)くにして舟(ふね 鼠(シュー)=舟(シュー)?)のような尾(尾羽)で、善(しばしば)木に登(のぼ)り、

其名曰鉤見則其國多疫

その名は鉤(音から鸂鶒と書けてオシドリの意? 鴛鴦もオシドリの意なので、あるいは鴛鴦とはコガモのこと?)と。見(あらわれる)ればその国には疫(伝染病)が多くなる。(おそらくオシドリ?)

凡東次二經之首自空桑之山至于䃌山凡十七山六千六百四十里

凡(およ)そ東次二経の首(依拠する)は、空桑の山より䃌山に至る、凡(およ)そ十七の山で六千六百四十里(一里150m換算で約996km)。

其神狀皆獸身人面載觡

その神の状(かたち)は皆(みな)獣(けもの)の身(からだ)で、人のような面(顔)で、觡(おそらく鹿の角(つの)?)を載(の)せる。

其祠毛用一鷄祈嬰用一璧瘞

その祠(まつり)は望(まつる 毛(モウ)=望(モウ)?)は、(玉名 鶏(ケイ)=(コウ)或いは珪(ケイ)? 祈(キ)=(キ)?)を用い、禜(なわ張りの中で行う天災をはらう祭り 嬰(エイ)=禜(エイ)? 或いは禋(煙をのぼらせて天をまつる 嬰(エイ)=禋(イン)?)には一つの璧瑛(瘞(エイ)=瑛(エイ)?)を用いる。 

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