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Channel: 倭人伝を解く
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凡薄山之首自甘棗之山至于鼓鐙之山

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凡薄山之首自甘棗之山至于鼓鐙之山

凡(およ)そ、薄山の首(依拠する)は甘棗の山より鼓鐙の山に至る、

凡十五山六千六百七十里

凡(およ)そ十五の山で、六千六百七十里(一里150m換算で約1000.5km)。

歷兒冢也其祠禮

歷兒山は冢(大きく高い墓)であり、その祠(まつり)の礼は、

毛太牢之具縣以吉玉

望(まつる 毛(モウ)=望(モウ)?)は大牢の具(最上等のごちそう)で、䄅(祭祀の名 県(ケン)=䄅(ケン)?)は吉玉を以ってする。

其餘十三山者毛用一羊

その余(のこり)の十三(十四?)の山は、望(まつる 毛(モウ)=望(モウ)?)は一つの璋(羊(ショウ)=璋(ショウ)?)を用い、

縣嬰用桑封瘞而不糈

䄅(祭祀の名 県(ケン)=䄅(ケン)?)、禜(なわ張りの中で行う天災をはらう祭り 嬰(エイ)=禜(エイ)?)は晶封(桑(ソウ)=晶(ショウ)?)、瑛(瘞(エイ)=瑛(エイ)?)を用いて、糈(神に供える白米(粟))はしない。

桑封者桑主也

晶封(桑(ソウ)=晶(ショウ)?)とは、晶(水晶(すいしょう)桑(ソウ)=晶(ショウ)?)の璋(祭りや儀式に用いる圭(玉器)の一種 主(シュ)=璋(ショウ)?)であり、

方其下而銳其上而中穿之加金

その下を四角にしてその上を鋭角にして、そして中(中心)はこれを穿(うが)ち、金(金属)を加(ほどこす)えたものである。

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