凡萯山之首自敖岸之山至于和山凡五山四百四十里
凡(およ)そ萯山の首(依拠する)は敖岸の山より和山に至るまでの凡(およ)そ五つの山で、四百四十里(一里150m換算で約66km)。
其祠太逢熏池武羅皆一牡羊副嬰用吉玉
その太逢(モモイロペリカン?)、熏池(オスライオン?)、武羅(チーター?)を祠(まつる)するは、皆(みな)一つの璧(礼器の一つ牡(ボウ)=璧(ビー)?)、晶封(水晶の璋?既出 羊副(ショウフー)=晶封(原文では桑封 ショウフー)?)で、禜(なわ張りの中で行う天災をはらう祭り 嬰(エイ)=禜(エイ)?)は吉玉を用いる。
其二神用一雄鷄瘞之糈用稌
その二つの神は一つの璋(礼器の一つ 雄(ション)=璋(ショウ)?)、圭(礼器の一つ 鶏(ケイ)=圭(ケイ)?)、璜(礼器の一つ瘞(エイ)=璜(オウ)?)、琥(礼器の一つ 之(シ)=琥(コ(キ))?を用いて、糈(神に供える白米 おそらく祭名 )は稌(うるち米(粟))を用いる。
中次四經釐山之首曰鹿蹄之山其上多玉其下多金
中次四経の釐山の首(はじめ)は曰く鹿蹄の山と。その上には玉が多く、その下には金(金属)が多い。
甘水出焉而北流注于洛其中多泠石
甘水が出でて、そして北に流れて洛に注ぐ。その中には礪石(あらと 泠(レイ)=礪(レイ)?)が多い。
西五十里曰扶豬之山其上多礝石
西へ五十里(一里150m換算で約7.5km)、曰く扶豬の山と。その上には磁石(じしゃく 礝(シュ)=磁(シ)?)が多い。
有獸焉其狀如貉而人目其名曰䴦
獣がいて、その状(かたち)は囂(イイズナ? 囂(ゴウ)=貉(コー)?)の如(ごと)くにして、狸(タヌキ 人(レン)=狸(リー)?)のような文(もよう 目(モク)=文(モン)?)で、その名は曰く䴦と。(おそらくクロアシイタチ? Mustela nigripes)
虢水出焉而北流注于洛其中多瓀石
虢水が出でて、そして北に流れて洛に注ぐ。その中には磁石(じしゃく 礝(シュ)=磁(シ)?)が多い。
凡(およ)そ萯山の首(依拠する)は敖岸の山より和山に至るまでの凡(およ)そ五つの山で、四百四十里(一里150m換算で約66km)。
其祠太逢熏池武羅皆一牡羊副嬰用吉玉
その太逢(モモイロペリカン?)、熏池(オスライオン?)、武羅(チーター?)を祠(まつる)するは、皆(みな)一つの璧(礼器の一つ牡(ボウ)=璧(ビー)?)、晶封(水晶の璋?既出 羊副(ショウフー)=晶封(原文では桑封 ショウフー)?)で、禜(なわ張りの中で行う天災をはらう祭り 嬰(エイ)=禜(エイ)?)は吉玉を用いる。
其二神用一雄鷄瘞之糈用稌
その二つの神は一つの璋(礼器の一つ 雄(ション)=璋(ショウ)?)、圭(礼器の一つ 鶏(ケイ)=圭(ケイ)?)、璜(礼器の一つ瘞(エイ)=璜(オウ)?)、琥(礼器の一つ 之(シ)=琥(コ(キ))?を用いて、糈(神に供える白米 おそらく祭名 )は稌(うるち米(粟))を用いる。
中次四經釐山之首曰鹿蹄之山其上多玉其下多金
中次四経の釐山の首(はじめ)は曰く鹿蹄の山と。その上には玉が多く、その下には金(金属)が多い。
甘水出焉而北流注于洛其中多泠石
甘水が出でて、そして北に流れて洛に注ぐ。その中には礪石(あらと 泠(レイ)=礪(レイ)?)が多い。
西五十里曰扶豬之山其上多礝石
西へ五十里(一里150m換算で約7.5km)、曰く扶豬の山と。その上には磁石(じしゃく 礝(シュ)=磁(シ)?)が多い。
有獸焉其狀如貉而人目其名曰䴦
獣がいて、その状(かたち)は囂(イイズナ? 囂(ゴウ)=貉(コー)?)の如(ごと)くにして、狸(タヌキ 人(レン)=狸(リー)?)のような文(もよう 目(モク)=文(モン)?)で、その名は曰く䴦と。(おそらくクロアシイタチ? Mustela nigripes)
虢水出焉而北流注于洛其中多瓀石
虢水が出でて、そして北に流れて洛に注ぐ。その中には磁石(じしゃく 礝(シュ)=磁(シ)?)が多い。