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Channel: 倭人伝を解く
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中次六經縞羝山之首曰平逢之山

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中次六經縞羝山之首曰平逢之山

中次六経の縞羝山の首(はじめ)は曰く、平逢の山と。

南望伊洛東望穀城之山無草無木水多沙石

南に伊洛を望み、東に穀城の山を望み、草は無く木、水(川)も無く、沙石(砂石)が多い。

有神焉其狀如人而二首

神がいて、その状(かたち)は𧏾(アブ 人(ニン)=𧏾(ニー)?)の如(ごと)くにして、蟻(アリ ニ(ジ)=蟻(ギ)?)のような首(あたま)で、

名曰驕蟲是為螫蟲

名は曰く、驕虫と。これは螫(毒虫が刺す)を為す虫であり、

實惟蜂蜜之廬其祠之用一雄鷄禳而勿殺

蚩尤(音から蚩尤(黄帝時代の諸侯名)と書けて、実維=蚩尤? 地名)の蜂蜜(はちみつ)の廬(すみか)は、そのこれを祠(まつる)は、一つの璋(祭りや儀式に用いる圭の一種 雄(ション)=璋(ショウ)?)、圭(玉で作った礼器 鶏(ケイ)=圭(ケイ)?)を用いて、禳(はらう)して殺すことなかれ。(おそらくミツバチ? Apis)

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