東三百里曰鼓鍾之山

東三百里曰鼓鍾之山帝臺之所以觴百神也

東へ三百里（一里１５０ｍ換算で約４５ｋｍ）、曰く鼓鍾の山と。帝台（石名）の百神を觴（もてなす）するを以ってするところである。

有草焉方莖而黃華員葉而三成

草が有って、方（四角）の茎（くき）にして黄色い華（はな）で、桜（さくら　員（イン）＝桜（イン）？）のような葉にして、種（たね　三（サン）＝種（チョン）？）が成（な）り、

其名曰焉酸可以為毒

その名は曰く焉酸（音から荏蘇と書けます）と。毒と為ることができる。（おそらくエゴマ？Perilla frutescens var. frutescens）

其上多礪其下多砥

その上は礪（あらと）が多く、その下は砥（といし）が多い。